篤姫~第8回『お姫様教育』
2008年 02月 25日
3月10日までの間に行けそうな日があったら行ってきます。
あと、先週は触れなかったのですが、前回からオープニングの
中盤以降の花畑の中で篤姫が本を読んでいる辺りからのクレジットの
表示パターンが見やすくなりました。
特に、準主役級の出演者の方の名前の背景に緑色の帯が
ついたのはなかなか上品で良い感じになったと思います。
それでは、週一の篤姫いじり始め!
鶴丸城入り直後から、鬼老女・広川にああだこうだ言われ、
出足からいまいち調子の上がらない様子。
しのとのアイコンタクトがせめてもの安らぎに・・・。
この威圧感は幾島とは違う感じですな。
口調からして、相手に押し付けるような印象です。
上品に菓子を食べようとするも、緊張のせいか失敗・・・。
・・・御末の皆さん、ちょっと笑いすぎでは?
一方、今和泉家では、忠剛がすっかり気落ちしているようです。
そうなんだよなぁ、まだ半日しか経ってないんだな。
今和泉家(本邸)から鶴丸城まで、じつはすぐ近くなんですよね。
於一は普段どおりのびのびやっているものと
思い込む忠敬と尚五郎ですが・・・
ところが・・・
原作でも印象的な御手水所シーンです。
独特な閉塞感に参ってしまった結果、感情をあらわにしてしまいます。
しのとともに、簡単に言えば愚痴りあうシーンです。
本当はもっと悲壮感が漂うべきなのですが、ここまでの
広川とのシーンが大笑いのせいで、単なるドタバタに感じられてしまい、
せっかくのしの役の女優さんの迫真演技が引き立ってません。
逆の言い方をすると、浮いてしまっているように感じるのが残念。
そういう意味で、於一がトイレへの案内を急かすシーンの
BGMは明らかに選曲ミス。「愉快な騒動」的な印象がぬぐえず・・・。
さて、於一を養女にした理由が少しだけ判明!?
安部正弘が言う「あのこと」とは一体・・・。
だからさぁ!女中が笑いすぎだってば!
普通、上司がした失敗を人前で大笑いする部下がいるか?
ましてや、現代とは比べ物にならないほど上下関係が厳しい時代だぞ。
これまで自由奔放にしてきたのとは正反対の生活にうんざり・・・。
せっかくいい演技してるのになぁ~・・・。
大久保正助の謹慎が解け、念願のお役復帰!
原田泰三がこんなに違和感無く演技するとは!ビックリ!
こんな表情のあおい姫は見たことないです。
あ~、もったいないなぁ~。
ここは何も考えずブレイクタイム(笑)。
コロッケ、普通におもしろいし!
ふさぎこむ於一に手をこまねく広川らの提案で御香を焚くことに。
御香といえば!ということで、小松清みちの妹・お近にも会えること
になり、久しぶりにあおい姫の笑顔が全開!
妙に物分りが良い広川が不気味ですな。
殿様がお帰りになるまでのことと言うのが気になるところです・・・。
ここへ来る前にお幸、尚五郎から
ことづけを受けてくると言うナイスプレー!(笑)
さりげなく尚五郎に対する想いを探るあたりもいいですね。
それにしても、於一はやっぱり「友」としか見てなかったんですねぇ・・・。
尚五郎殿、どっちにしろダメだったかもしれんのぉ!(T-T)
お幸さんからの手紙には思わぬ贈り物が!
なんと、燃やしたはずだった菊本の書置き!
これにはビックリしたねぇ。そう来るか!と思いましたわ。
付け焼刃に見えなくもないですが・・・(爆)。
少し離れたところで見守るしのが良いですね。
「しの像」は私の中ではほぼ完璧に近いです。
これであおい姫の笑顔が出るのなら良しとしますか!(爆)
泣いてばかりで物言わぬ於一を叱責する広川ですが・・・。
広川・・・、その方誰に向かってそのような口を聞いておる?
私を誰と心得る?当主薩摩守・島津斉彬様の娘なるぞ!
決まった!(笑)
恐るべし菊本パワー!
たじたじの広川がちょっと面白かったです。
その後、遠くを見る於一・・・。
心の中で菊本に何かを伝えているような・・・そんな感じです。
翌日からすっかりお姫様の風格が漂っております。
広川・・・!と言われ、
何を言われるのだろうかとビクビクする広川がざまぁ見ろですね(笑)。
あんかけ豆腐が気に入ったかぁ・・・。
こういう細かいところで原作と合わせてくるのが憎いねぇ(笑)。
で、「白いんげんの煮たの」はいつ頃出すの?( ̄ー ̄)
見違えた於一を見てホッと笑顔のしの。
原作では、直に話すことは許されず、それが篤姫の孤独感を
高める一因になったのですが、まぁ、この際どうでもいいかな♪(爆)
あおい姫の笑顔さえ見られれば・・・!
もはや開き直るしかない?(苦笑)
菊本の書置きを読んでから絶好調の於一の前に新たなる壁が!
「こちらの腹にひびくような大きな声」
この描写を忠実に表現している松坂慶子さんに感服!
近衛家にいるときのしゃべり方とは全く違いますね。
この幾島、初めは本当に嫌な奴なんだよねぇ~。
そこを経て篤姫と徐々に心を通わせていく過程が非常に楽しみです。
しかし、稲妻はやりすぎじゃないか?(笑)
一難去ってまた一難!
何度も言いますが、あおい姫の演技は完璧です。
毎週文句ばかりで本当に申し訳ありません。
今日の話は、御末の笑いすぎ演出のせいで台無しです。
その時に、頭の中が「??」で一杯になってしまったのが全てです。
確かに原作でもヒステリーを起こした篤姫が女中に笑われる
という描写があるのですが、「うつむいてクスクスと笑った者がいた」
と言う表現にとどまり、あんな大勢の御末がゲラゲラ笑うのは違和感を
感じずにはいられませんでした。
この結果、終始怪訝な表情で見ることになってしまいました。
篤姫、幾島、広川・・・全て原作に忠実で満足なのですが、
BGMも含め、演出がそれらを引き立たせられてない気がして
仕方がないのです。
全体がダラダラと流れていくだけ・・・そんな印象を受けてしまいました。
・・・好きすぎるってのは良くないな(笑)。
それでは、また明日!
by ac24scl9 | 2008-02-25 01:16 | 篤姫